2026/09/06 20:41


焚火の力。

焚火には、不思議な力があります。

みんな言うんです。

「ずっと見ていられる。」


揺れる炎。
パチパチとはぜる音。
木の香り。
じんわりと届く熱。

ただ火を見ているだけなのに、なんだか心がほどけていく。

人は昔から、火を囲んできました。

もしかしたら私たちは、火を見て安心するようにできているのかもしれません。

そんな火で、私たちは珈琲を焼いています。

でも、焚火焙煎。

正直、効率はよくありません。

機械のように、同じ条件をきっちり再現することは難しい。

手間もかかる。

「それって、自己満じゃない?」

そう思われるかもしれません。

……たぶん、そうです。笑

だって、

焚火が好きだから。

火を見ているのが好きで、
その火で珈琲を焼いてみたかった。

それが始まりだったから。

でも。

火を囲む時間や、木の香り、揺らぐ炎に価値を感じてくれる人がいる。

「ずっと見ていられる」と言ってくれる人がいる。

だったら、効率だけでは測れないものが、ここにはあるんじゃないかと思う。

便利じゃない。

手間はかかる。

簡単でもない。

でも、

好き。

効率が悪くても。

遠回りでも。

自己満と言われても。

好きだから、やめない。

そんな珈琲があっても、いいと思っています。